外国産の牛肉は価格が安い一方で、柔らかさや美味しさには課題があります。しかし、以下の方法を試すことで、外国産の肉でも柔らかくて美味しいステーキを楽しむことができます。
肉が食べたい!でもいいお肉は高いし・・・・
お肉を買いにスーパーに行って、いざお肉を見ると国産牛肉だと1パック2000~3000円ほどしますが、外国産だと500円~1000円程度で買うことができます。
でも、外国産だと硬くて美味しくないし、結局無理して高いお肉を買うことになるか、少々う我慢して外国産を買うということになります。
そんな時、スーパーなどで買った安い外国産のお肉を柔らかくするおすすめ調理法を紹介します。
外国産のステーキ肉を柔らかくするレシピ
材料:
- 外国産のステーキ肉(例: アメリカ産肩ロース・ステーキカット)
- 無糖炭酸水(500ml、お肉が浸かる量)
- コーヒーフレッシュ(1〜2個)
- 国産牛の牛脂(1〜2個)
手順:
- 切れ目を入れる: 牛肉に包丁で1センチ幅の切れ目を入れていきます。切れ目をたくさん入れることで、繊維が断ち切られてお肉が柔らかくなります。
- 炭酸水に浸ける: お肉をボウルに入れ、炭酸水に20〜30分程度浸けます。炭酸水に含まれる「炭酸水素ナトリウム」が肉のタンパク質を分解し、焼いても硬くなりにくくしてくれます。
- コーヒーフレッシュを塗る: お肉の表面についた水気をふき取り、コーヒーフレッシュを肉の両面にまんべんなくかけます。コーヒーフレッシュは植物性油脂で、焼くときに水分が出にくくなり、柔らかさを保ちます。
- 牛脂を塗る: 牛脂をお肉の表面に塗ります。国産牛の牛脂を使うことで、香りや甘味をお肉にうつすことができます。
- ステーキを焼く: 牛脂をフライパンに引いて、好みの焼き方でステーキを焼きます。味付けは焼く前に行い、焼いたあとから塩コショウをふります。
これで、激安外国産ステーキの完成です。
一度試してみてください。
その他の調理方法
1 お酒につけ込む
買ってきたお肉をジップロックなどの袋に入れて、日本食なら日本酒、洋食ならワインにつけ込み20~30分寝かせておく。
お酒には、焼くことによって減少する水分を保つ働きがあり、肉を柔らかく調理することができます。
2 ヨーグルトにつけ込む
ヨーグルトには、肉を柔らかくする酵素があり、ヨーグルトにつけ込むことで肉が柔らかくなります
ヨーグルトにつけ込んだお肉を焼く前に、お肉についたヨーグルトはふき取っておきます。
3 すりおろした玉ねぎにつけ込む
玉ねぎにも、お肉を柔らかくする酵素が含まれており、すりおろした玉ねぎをジップロックなどに入れ、お肉をつけ込むことで柔らかくなります。
果物やキノコ類にも玉ねぎと同じお肉を柔らかくする酵素が含まれていますので、パイナップルやりんご、舞茸やエリンギなどもミキサーで液状にしてつけ込むとお肉が柔らかくなります。
4 炭酸水に漬ける
炭酸水には、お肉のたんぱく質を溶かす働きがありますので、炭酸水につけておくことでお肉を柔らかくすることができます。
5 お肉の繊維・筋を切る
ミートハンマーやミートローラーを使って筋切りをしたり、肉の繊維に対して垂直に切れ目を入れ繊維を切っておいたり、フォークで全体を刺すとお肉が柔らかくなります。
6 カレー・シチュー用のお肉を柔らかくする
カレーやシチューに使用する角切り肉を柔らかくするには、表面に焼き色を付けたお肉をたっぷりのワインで煮込むとお店で食べるような柔らかいほろほろのお肉になります。
まとめ
高い国産のお肉を買わなくても、安い外国産のお肉でも、柔らかく美味しく食べれると経済的にも優しく、家族も大喜びです。
料理方法次第で、安い材料で美味しい料理ができるのはうれしいことですね。
お肉料理は、多種ありますが、どんな料理にも応用できますので、みなさん試してみてください。